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ヴォルカをこよなく愛する人の雑記です。 噴火はしない・・・!絶対に!
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今年はいろいろとあって、読書に比重を置いた一年だった気がする。
大学の時よりも読んでる気がする。
オナニー書評サイトも立ち上げたし、自分の読書史保存にもなってモチベアップかな。
インドアっぷりに拍車がかかってきたが、気にしない。


主に小説。
ミステリーとラノベが多かったっすね。
とりあえず、
GODで賞の金、銀、銅、次点と、
BADで賞の金、銀、銅、次点を密やかに発表してみる。

悪い方から言っていこうかしら。


BAD 次点
『とある魔術の禁書目録(1)(2)』 鎌池 和馬
とにかく文章力がひどい。読みながら「?」の連続。あと、「それ何回も聞いたから!」ってことも多い。
まぁでも、ストーリーはオタク的には楽しめるので次点。


BAD 銅賞
『砂漠』 伊坂 幸太郎
青春群像。有名作家である伊坂幸太郎の作品を初めて手に取ったわけだが、おもしろさが分からない。文章からウケを狙ってくる姿勢があるが、正直自分には寒いだけ。
何より、自分にはキャラクターの魅力が感じられなかったのが痛い。
ちょっとどたばたした大学生の生活って感じ。


BAD 銀賞
『目ざめれば、真夜中』 赤川 次郎
陳腐。薄い。つまらない。著者の作風というか利点が読みやすい、ってところにあるのかもしれないけどさ。
もう読みながら地雷臭がぷんぷん。


BAD 金賞
『プリズン・トリック』  遠藤 武文
本年、江戸川乱歩賞受賞作。帯に書かれていた東野圭吾氏のメッセージ『乱歩賞史上最高のトリック』の通りだったら、私は二度と乱歩賞受賞作品を手に取ることはないだろう。
『あなたは必ず二度読む!』の売り文句は、単純に読みにくくて、結末が無茶苦茶で伏線や設定回収が弱いから。
そして、読みにくい。不親切。登場人物多すぎ。名前覚えづらすぎ。個性無すぎ。ころころ主観変わりすぎ。
BAD銀賞と悩んだが、値段的にこっちの方を金賞。





続いて、いい方。


GOD 次点
『地下室の手記』  ドストエフスキー

まるで自分のことを語っているかと思うような、シンパシーを感じた。
ひねくれてるわぁ・・・。


GOD 銅賞
『告白』  湊 かなえ

独白形式で進む斬新なミステリー小説。
事件に関わった様々な人間の、厭み、憎しみ、怒り、戸惑いを帯びた独白で構成された作品。
どよ~んとした雰囲気が続く。
スリルもあり、構成も完璧。読みやすい。
結末もなかなか爽快。ただ、爽快とは真逆の雰囲気だけどw


GOD 銀賞

『化物語(上)(下)』 西尾維新

西尾維新作品は以前触れて、合わずに挫折したのだが、この作品はいけた。
キャラクターの好みもあるだろうなぁ。文章の臭みも、肯定的に取ることが出来た。
ウケの狙い方とかは伊坂幸太郎氏に似ているなぁ、と思う。
とりあえず、終わらせ方の綺麗さで評価がぐんと上がった。
ただ、続編の『傷物語』以降は、どうも引き延ばし感がして微妙。


GOD 金賞
『殺戮にいたる病』 我孫子 武丸

これはやばかった。いろんな意味で。
壮絶、想像を絶する。やばすぎ。マジで。
内容や表現面の恐ろしさ、ラストのどんでん返し。
こいつはマストリード。
 
 
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