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ヴォルカをこよなく愛する人の雑記です。 噴火はしない・・・!絶対に!
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今年も読書三昧。
オナニー書評サイトも充実してきた。

小説、評論、専門書と濫読気味だが、今年も
GODで賞の金・銀・銅・特別
BADで賞の金・銀・銅
をまとめてみよう。まぁ、小説だけのランキングで。今年はラノベはあんま読んでないな。


まずは悪い方から。


BAD 銅賞
『新参者』東野 圭吾
がっかり、と言おうか。本書を含む刑事加賀恭一郎シリーズはガッチガチの推理小説と思っていたが、本作は推理ミステリーよりも人情ドラマの体が強く、読んでいて中途半端な感じがした。


BAD 銀賞
『トギオ』太朗想史郞
『このミステリーがすごい!』大賞受賞作なのだが、いまいちミステリーっぽくない。読者を置いてけぼり気味なぶっとんだセンスと表現は、いい意味では攻撃的で革命的なのだが、悪い意味では雑。エンタメと言うよりも文学作品な感じだ。


BAD 金賞
不在。
幸い、この小説だけは受け入れられない!というものは遭遇しませんでした。



GOD 銅賞
『どちらかが彼女を殺した』東野圭吾
タイトルで衝動買い。タイトル通りの二者択一の推理小説。そして巻末の袋とじにて推理のヒントが書かれている親切設計にもかかわらず、ネタバレサイトを見ないとわからなかった自分。してやられた・・・。


GOD 銀賞
『黒い家』貴志 祐介
今年、再読した作品。再読と言っても10年ぶりくらいなので別にランクインでいいかな、と。
完成度が違う。久々に読んでみて、ここまでホラーってる作品だとは思わなかった。読者に対する恐怖の与え方がうますぎる。


GOD 金賞
『青の炎』貴志 祐介
同じく、今年、再読した作品。
貴志ファンの私の中で正直トップだ。倒叙推理小説の極み。仕上がってる。途中からのイレギュラーな展開や、ラストの感動はガチ。
貴志作品どころか、今まで読んだ作品で一番面白かったと声を大にして言える。


GOD 特別賞
『TRICK×LOGIC』
PSPのゲームだが、著名作家大集結で全10作+チュートリアルの推理小説を収録。それを解いていく推理ゲーム。まだ全てクリアしていないが、ワクワク感とやりごたえのある難易度は、実に没頭した。こんなゲームを待っていた。



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