ヴォルカをこよなく愛する人の雑記です。
噴火はしない・・・!絶対に!
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日々インドアな暮らしを続けるアニオタこと、私ヴォルカは悶々とした気持ちで二次元空間に没頭する毎日を送っていた。
そんなとき出会ったとあるアニメ、とある魔術の禁書目録(インデックス)という香ばしい作品がヴォルカの心を熱くしていた。
「ちょwwwwなにこの厨設定の数々wwwwいやぁ、面白いなぁもう!」
「いんでっくすたんかわいいお。でもレールガンたまんねえ!」
なんて建前になってない建前を駆使しながら声優の演技に耳を傾けている、偽善使い(フォックスワード)のヴォルカの元に、友人Fからミルクセーキに練乳とガムシロップぶっかけたような甘い果実が届けられた。
その果実とはまさに十万三千冊のラノベだった。これだけの現実(リアル)を前に、ヴォルカは読み進めることを余儀なくされた。たった一人の女の子とも付き合えない、引きこもり声優オタにとってまさに聖(セント)ジョージ大聖堂もびっくりの救済が舞い降りた瞬間だ。
「こ、これは……」
ヴォルカは友人FにKAN☆SYAした。ヴォルカの十万三千冊に対する食いつき方は、たとえるなら合宿の時の蚊だ。
たった一人の女の子も守れない俺がこの世界に踏み込むことなんて「断罪(しね)」と言われかねない行為だろう。何だって誰だって守れて、誰だって何だって救える力のない無能力者(レベル0)にとってはおこがましいことだと重々承知している。とりあえず、この本を読むのは後にした方がいいかもしれない。
「とりあえず……だぁ?」
ヴォルカは自問した。ヴォルカは、たった一人の女の子を守れない無能力者(レベル0)でも、きっと魔術や超能力を無効化(ディスペル)できる力が身に宿っているはずだと信じたかった。そう、脇役なんかで満足してる場合じゃねえ、ちょっと長めのプロローグに絶望してる場合じゃねえんだ!
そんなヴォルカは、遺言と遺産分配でもしとくことにした。
ごめん、適当wwwww
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