ヴォルカをこよなく愛する人の雑記です。
噴火はしない・・・!絶対に!
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「あぁたりい」
結局、俺は授業に出るハメになった。窓際の一番後ろの席で例のごとく熟睡・・・・・・なんて行きたいところだが、隣の席の優菜がそれを許してくれない。どこまでも邪魔な奴だ。
「伊ノ坂、外を見ても何の勉強にならんぞ!」
世界史の教師であり、俺のクラスの担任でもある山岡が注意する。山岡も俺のことを目の敵にしている一人だ。ったく、寝られもしねえし、外の景色も見られねえ。優雅な午後の一時は何処へ行ったんだか。
そうこうしているうちに、終業のチャイムが鳴った。
「伊ノ坂くん、放課後職員室に来なさい」
「なんで、俺が!」
「授業サボってばかりいるからよ」
横から優菜が口を挟む。こいつ、担任とグルなのか。いい加減にしてくれ。
放課後、職員室で小一時間説教を受けた俺は一人家路につく。
「ったく、帰宅部の貴重な放課後を奪うなっての」
廊下に落ちていた消しゴムを蹴り飛ばした先に、女子が立っていた。
「何だ、優菜か」
「なんだ、じゃないわよ!」
「俺になんか用か? 説教ならお断りだぞ」
「そ、そんなんじゃないわよ。それよりあんたこれから何か用事でもあるの?」
「あ? ねえよ」
「なら、ちょっと付き合ってくんない? 今日オープンのカフェがあるんだけど、パフェがすっごくおいしそうなんだ」
「オマエだけで行けよ」
めんどくさくなったので、完
結局、俺は授業に出るハメになった。窓際の一番後ろの席で例のごとく熟睡・・・・・・なんて行きたいところだが、隣の席の優菜がそれを許してくれない。どこまでも邪魔な奴だ。
「伊ノ坂、外を見ても何の勉強にならんぞ!」
世界史の教師であり、俺のクラスの担任でもある山岡が注意する。山岡も俺のことを目の敵にしている一人だ。ったく、寝られもしねえし、外の景色も見られねえ。優雅な午後の一時は何処へ行ったんだか。
そうこうしているうちに、終業のチャイムが鳴った。
「伊ノ坂くん、放課後職員室に来なさい」
「なんで、俺が!」
「授業サボってばかりいるからよ」
横から優菜が口を挟む。こいつ、担任とグルなのか。いい加減にしてくれ。
放課後、職員室で小一時間説教を受けた俺は一人家路につく。
「ったく、帰宅部の貴重な放課後を奪うなっての」
廊下に落ちていた消しゴムを蹴り飛ばした先に、女子が立っていた。
「何だ、優菜か」
「なんだ、じゃないわよ!」
「俺になんか用か? 説教ならお断りだぞ」
「そ、そんなんじゃないわよ。それよりあんたこれから何か用事でもあるの?」
「あ? ねえよ」
「なら、ちょっと付き合ってくんない? 今日オープンのカフェがあるんだけど、パフェがすっごくおいしそうなんだ」
「オマエだけで行けよ」
めんどくさくなったので、完
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